夏のボーナス支給に合わせ、【100年生活者調査~お金編~】を実施
株式会社Hakuhodo DY Matrix(本社:東京都港区、代表取締役社長:近藤 暢章、以下Hakuhodo DY Matrix)のシンクタンク「100年生活者研究所」は、20~80代の男女728名を対象に、生活者の消費行動と人生100年時代における幸福度の関係性を明らかにする意識調査を実施しました。
6月は多くの企業・団体で夏の賞与(ボーナス)支給が予定され、お金の使い方は人によって自分の趣味に費やしたり、貯蓄に回したりと様々だと考えられます。そこで今回、100年生活者研究所では、夏のボーナス支給時期に合わせ、どのようなお金の使い方が人生100年時代の幸せに影響するのか調査を実施しました。その結果、半数以上が「自己+他者のための消費」で幸福を感じ、その他者はライフステージによって変化することがわかりました。また自由回答から、幸せを感じる具体的なお金の使い方は多岐にわたるものの、自分が喜びや楽しみを感じるだけでなく、それを他者とも共有することで幸せを感じる「幸循環消費」※が共通項であることが示唆されました。
※幸循環消費:金額の大小に関係なく、お金を使うことで自らが喜びや楽しみを感じ、さらにそれを他者と共有することでさらに幸福感を得る消費活動
【100年生活者調査~お金編~】サマリー
1. 半数以上が「自分+他者のための消費」が最も幸せだと感じると回答。また、その「他者」は、ライフステージによって変化している
2. 幸福に影響を与えるのは、金額の大小ではなく、他者と喜びや楽しみを共有することが関係している
3. 「幸循環消費」をしている人は、していない人より「100歳まで生きたい」と思っている割合が高い
【榊原 智宣研究員コメント】

自由回答から示唆された通り、幸せを感じるお金の使い方は「金額の大小に関係なく他者と喜びや楽しみを共有すること」が重要であることがわかりました。少し前までは、高級車やブランドバッグなどの周りから羨ましがられ、それが自分の満足感につながる「承認欲求消費」が主流だったと思います。確かに、それは今でも幸せの消費の一つであるでしょう。しかし、人生100年時代では、自分だけのために消費するのではなく、誰かと一緒に喜びや楽しみを感じる「幸循環消費」を積み重ねていくことが、充実した人生を歩み続ける鍵になると考えています。
本研究により明らかとなった幸循環消費のポイントは以下の通りです。
●金額の大小ではなく、他者とも楽しめる消費である
●その「他者」は、人生のライフステージによっても変化していく
●幸循環消費によって、人生100年時代を前向きに捉えることができる
ボーナスが支給されるこのタイミングで、改めてお金の使い方を見つめ直し、自分にとっての「幸循環消費」を考えてみてはいかがでしょうか。
Hakuhodo DY Matrixは「100年生活者を見つめ、人生を通してWell-beingであり続けられる理想社会の実現に貢献する」というミッションの下、人生100年時代の幸せをテーマにした調査リリースを発信・提案してまいります。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000117890.html