「不合格」=「不幸」じゃない! その後の人生に効く、不合格のメリットとは。
受験シーズン、お疲れ様です。
2月も終わり、まさに受験シーズン到来!
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、一見ショックに見えるかもしれませんが
「不合格」をテーマに、幸福のヒントを探りました。
「不合格」=本当に不幸なのでしょうか?
「不合格」と「その後の人生の幸福度」の関係を調査しました。
「受験で第一志望に不合格だった経験」が、その後の人生に与える影響は…

はじめに、「受験(高校または大学)で第一志望に不合格をした経験」のある人とない人で、 幸福度の平均点を比べました。すると、両者の幸福度に、ほとんど差がないことがわかりました(-0.03点)。 意外にも、不合格の経験は後の人生の幸福度にあまり影響を及ぼさないようです。
「不合格の時」に幸福度が低くても、時間が経つと回復する。

先ほどの「第一志望に不合格をした経験」のある人に対して、さらに調査をかけました。
「不合格の時」と「今」の幸福度を比べると、「今」の幸福度の方がはるかに高い結果に(+3.56点)。
ではなぜ、不合格という辛い経験をしていても、幸せになれるのでしょうか?その理由を探りました。
「不合格」の経験が人生にもたらす、“多くのメリット”


「今から振り返ると、『不合格』の経験が後の人生のプラスになったと感じることはありますか?」という調査した所、半数以上の方が、その後の人生でプラスになったと回答しました(57.6%)。その理由として「逆境への耐性がついた(42.5%)」「新しい目標に出会えた(33.0%)」など多くの学びが挙げられました。
「勝者よりも、敗者の方が得るものが多い」という言葉がある通り、「不合格」は、後の人生に役立つ多くのメリットを与えてくれるようです。
とはいえ、不合格した瞬間は辛いから…。立ち直るためのヒント。
「いやいや、学びがあると言われても…」「不合格した瞬間は、辛さしかない…。」
確かに不合格に学びがあると言えど、これは調査データにすぎません。不合格したその瞬間、心は張り裂けんばかりだと思います。でもそんな時、どう心を立て直せばいいのでしょうか。不合格経験のある方にアンケートで聞いてみました。



ここで紹介した言葉以外にも、本当に多くのメッセージを頂きました。不合格から立ち直るヒントとして
「今は辛くても、未来に目をむけ、チャレンジし続けるのが大事」と多くの方が感じているようです。
実はこれらの言葉、ただの慰めではなく事実に近いようです。実際に調査をしたところ、「合格に向けたチャレンジ」が幸福につながるという事が、データで明らかになりました。
人生100年時代。「挑戦」が「幸福」のカギに。

「合格」に向けてチャレンジをしている事がある人ほど、幸福度が高いという結果に(+0.31%)。
受験も含めてですが、何か合格にむけてチャレンジすること。これこそが、幸福度を高めるヒントなのかもしれません。
人生100年時代。生きる時間が長くなる分、何かに不合格する数も増えると思います。
しかし、今回の調査では「不合格」は幸福度にそこまで影響がないこと。そして「チャレンジ」することが幸福のカギだという
事がわかりました。みなさんも、失敗を恐れずチャレンジを続けて、ハッピーな人生を送りましょう!
【調査概要】
■調査名:人生100年時代における目標についての調査
■調査対象者:100年生活者研究所 LINE会員20~80代男女2174名
■調査手法:LINEによるアンケート調査画像
■調査期間:2025年2月