スマホで暮らしを楽しむ大人は、100歳まで生きたい!?
100歳まで生きたい人のスマホの使い方とは
あなたは、スマホで何をしていますか?スマホはいろいろなことができるだけに、その使い方も、人によって違いあります。
こちらの記事に書きましたが、人生100年時代と言われながらも、現在「100歳まで生きたい」と思っているのは3割未満と少数派でした。そして、その「100歳まで生きたい」人の特徴として、「スマホを使いこなしている」人が多いこともわかっています。
※詳しくは、こちらの記事を参照ください。
では、「100歳まで生きたい」人たちは、スマホをどんな風に「使いこなしている」のでしょうか?
100歳まで生きたい人は、スマホでエンタメをみている
今回は、特にスマホの使い方に違いがありそうな、65歳以上の大人層で、「100歳まで生きたい」人と「100歳まで生きたくない」人のスマホの使い方を比べてみました。 スマホの使い方で、この両者で差が大きいものトップ7をみると、「動画を見る」「音楽を聴く」「ゲームをする」という、3つのエンタテインメント関連の使い方が入っています。
「100歳まで生きたい人」には、スマホでエンタメ・コンテンツを楽しむ、という特徴がありそうです。
お気に入りのYouTuberがいる
YouTubeについては、別の質問も聞いています。ここでも「100歳まで生きたい人」と「生きたくない人」で差が大きいものをみてみました。すると、100歳まで生きたい人は「お気に入りのYouTuberがいる」ことがわかりました。
大人のエンタメ利用には、伸びしろがある
スマホの使い方の中でエンタメに関する3つの項目を取り出して、年代別にみたのが下のグラフです。
3つの項目とも、年齢が上がるにしたがって低下しています。60代以降の大人層では、その行っている割合が、他の年代と比べて低くなっていることがわかります。
これは、これから「スマホのエンタメ利用」は、まだまだ伸びていくポテンシャルがあるということです。「100歳まで生きたい人」はスマホでエンタメ・コンテンツを楽しむ、という傾向があるので、逆に、「スマホでエンタメ・コンテンツを楽しむ人」が増えると、「100歳まで生きたい人」が増える可能性もありそうです。もし、今後、65歳以上の大人層が、若い人たちと同じレベルで「スマホでエンタメを楽しむ」ようになれば、「100年生きたい」という意思も、さらに高まっていくのではないでしょうか。
100年希望を持っていきたいと考えるならば、まずはお気に入りのYouTuberを見つけるところから始めるとよいかもしれません!
本文中の調査の概要
調査手法 :インタネットモニター調査
調査日時 :2022年10月
調査対象者 :20代~80代以上の男女 2800名
調査会社 :株式会社アスマーク
一人ひとりが100年間の人生を、100%生ききることができる社会を目指し、
研究に取り組んでいます。
共著に『マーケティングリサーチ』。